枷
2002年9月18日出会った頃の貴方は微塵
弱さを見せない人になった
優しい声で受け止めてくれる
我がままな私をたしなめ
葉ずれの隙間から差す光と風のように
そっと撫でてくれる
私は弱さをさらけ出す
突風のような強さは消え失せ
武器用に意地悪に甘える
欲しがってばかりいる子供のように
泣きながらわめくだけ
貴方がいつか気が付き
手が負えないと私を切り離すまで
ずっと抱き締めていて
貴方の首に手をかけて
離したくないと嗚咽に泣き崩れるまで
私を抱き締めていて
強くなった貴方
弱くなった私
身悶えて狂気に震え壊れたら
ふたり手を繋ぎひとつに融け合って
奈落に堕ちていきましょう
互いに斬っ先を合わせ血を交じらせ
永遠の愛を誓うの
放さないように 離れないように
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殺伐とした不安。
考えちゃいけないこと。
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